ノーベル生理学・医学賞2017年の日本人受賞者は?過去の受賞者や歴史は?
2017/10/03
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今年もやってきましたね。ノーベル賞ウィーク。
2017年のノーベル生理学・医学賞の日程や、日本人候補者予想と、これまでの歴代日本人受賞者をまとめてご紹介していきます。
今年は、誰が受賞するのでしょうね。^^
2017年10月2日(月)追記
2017年は、残念ながら、ノーベル生理学・医学賞の日本人受賞者は出ませんでしたね。T-T
2017年は、アメリカのジェフリー・ホール氏、マイケル・ロスバッシュ氏、マイケル・ヤング氏の3氏が受賞しました。
目次
ノーベル生理学・医学賞の概要
ノーベル生理学・医学賞は、ノーベル賞創設者のアルフレッド・ノーベルの遺言によって、設立された1901年からの部門で、生理学および医学の分野で最も重要な発見を行った人物に授与される賞なのです。
物理学賞、化学賞と同様、自然科学の部門として、世界最高峰の名誉ある賞ですよ。
また、生理学・医学賞においても、共同で研究した場合など、複数の人たちの功績が認められた場合、3人まで受賞できることになっています。
ただし、受賞賞金の額は、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3部門においては、複数人数の場合、その貢献度によって、割合が異なるようです。
ちなみに、ノーベル生理学・医学賞で、世界的に有名なのは、がんウィルスを発見した「ペイトン・ラウス」という人物と、戦後もっとも多くの命を救った奇跡の薬と言われた「ペニシリン」を発見した「アレクサンダー・フレミング」、「エルンスト・ボリス・チェーン」、「ハワード・フローリー」という3人の人物でしょう。
彼らのおかげで、近代医学の革命が起こったのです。現代では、当たり前なことも、当時は、かなり深刻なことが多かったのですね。今に通じている医療技術は、彼らの研究によるところが大きいのでしょう。^^
また、日本人では、多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明が評価され、1987年に日本人初のノーベル生理学・医学賞を受賞した「利根川進」氏がいますね。
日本人がノーベル生理学・医学賞を受賞するまでに、80年以上の年月が流れたのですね。^^;
化学賞と同様に、長い道のりでした。
ですが、生理学・医学賞も、2012年から、2016年までに3人の受賞者が出ているのです。日本の生理学・医療分野のレベルの高さが伺えますね。
ノーベル生理学・医学賞は、2015年、2016年と2年連続で日本人受賞者が出ているので、3年連続受賞者が出るのか、とても期待が高まりますよね。期待せずにはいられない。^^
補足として、医学の分野といえば、北里大学や北里大学病院の創設者である「北里柴三郎」氏や、黄熱病の研究で有名な「野口英世」氏がいますね。
彼らも、ノーベル生理学・医学賞の第一回目から候補として挙がっていたそうですが、惜しくも受賞にはいたらなかったそうです。
偉大なる医学者でも受賞できなかったノーベル生理学・医学賞を、近年は、日本人が立て続けに受賞しているのです。
すごいことですよね。^^
ノーベル賞について、もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧くださいね。
ノーベルとは誰?ノーベル賞とはどんな賞?日本人受賞者は何人?
ノーベル生理学・医学賞2017の日程は?
2017年のノーベル生理学・医学賞は、以下の日程で行われます。
2017年10月2日(月)
18:00過ぎに発表されますので、楽しみに待ちましょうね。^^
ノーベル生理学・医学賞2017の日本人候補は?
ノーベル賞の有力候補者として、毎年発表されている「トムソン・ロイター引用栄誉賞」。2017年からは、クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞と変わっています。
ここで受賞した人たちが、ノーベル賞を受賞する確率が高いそうなのです。
ですが、残念ですが、2017年は、生理学・医学部門での受賞者はいなかったようです。
しかしながら、2年連続で、ノーベル生理学・医学賞を受賞している日本人ですので、3年連続受賞の可能性は高いのではないでしょうか?
そんな、候補者の方々を何人か挙げてみますね。
ぜひ、3年連続で、日本人のノーベル生理学・医学賞受賞者が出てほしいですね。
大阪大学特任教授・坂口志文氏
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大阪大学特任教授・坂口志文(さがぐちしもん)氏は、過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞の発見と免疫疾患における意義を解明した方なんですね。
今年の生理学・医学部門は「免疫学」がキーワードになりそうとのことで、特に坂口氏に期待が高まっていますよ。
ぜひ、ノーベル生理学・医学賞を受賞して欲しいですね。^^
ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長・石坂公成氏
ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長・石坂公成(いしざかきみしげ)氏は、免疫グロブリンEの発見とレアギン型アレルギーの機序に関する研究が評価されています。
京都大学名誉教授・本庶佑氏
京都大学名誉教授・本庶佑(ほんじょ たすく)氏は、「PD-1」というタンパク質を発見した方です。
このPD-1を応用して、抗がん剤として高い効果が見込まれる「オプジーボ」が開発されました。
しかし、高価格なところから、日本では、社会問題に発展しているそうです。
ですが、いつか、改良され、もっと低価格で効果のある薬が開発されていくと思いますね。
ぜひ、ノーベル生理学・医学賞を3年連続で日本人が受賞してほしいですね。期待が高まりますよ。^^
ノーベル生理学・医学賞 日本人の歴代受賞者
日本人あるいは、研究していた当時は日本国籍だったというノーベル生理学・医学賞の受賞者をご紹介しましょう。
一覧でザクッとご紹介しますので、ご参考までにどうぞ。^^
年 氏名 研究・論文など 1987年
(昭和62年)利根川進 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明 2012年
(平成24年)山中伸弥 様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製 2015年
(平成27年)大村智 線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見 2016年
(平成28年)大隅良典 オートファジーの仕組みの解明 (出典:wikipedia)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ノーベル生理学・医学賞に焦点を当てて、候補者と歴代の受賞者をご紹介してきました。
2017年は、3年連続日本人の受賞者が選出されるのでしょうか?
期待が高まりますね。
それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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