千葉時代(チバニアン)とはいつの時代?地層や場所は?人類はなに人?

   

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今話題になっている「千葉時代」。

 

いったいなんのことかと「?」の人もいるかもしれませんね。^^;

 

なんと、千葉時代とは、江戸時代とか鎌倉時代というな日本の歴史の時代という次元ではなく、地球の歴史でいうところの白亜紀とかジュラ紀のような遥か彼方昔の時代のことなのです。

 

この「千葉時代」という地球史上初めて、日本の地名の入った時代が、今誕生しようとしているのです。

 

すごくないですか??^^

 

あの、森田千葉県知事も、砂浜を走っているとか・・・(笑)

 

2017年11月13日(月)、この「千葉時代」が正式に誕生するかもしれないことが確定したのです。

 

なんとも、わかりづらい言い方で恐縮です。^^;

 

ですが、ほぼ確定だろうという見込みで、「千葉時代」が決まりそうとのことなのです。

 

では、いったい、この千葉時代、いつころの時代なのか?その時代を立証する地層や場所はどこなのか?

 

はたまた、その時代に生物はいたのか?あたりが気になったので、調べてみました。

 

千葉時代が決まる見込みとなった経緯も合わせて、わかりやすくご紹介してみますね。^^

 

最後まで、どうぞごゆっくりお楽しみください。

 

千葉時代とはいつの時代?

地質学の時代とは?おさらいしてみよう

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まず、千葉時代に迫っていく前に、地質学上の時代というものをおさらいしておきましょう。

 

上図が地球誕生から現在までの地質学上の時代を表しています。

 

この図で、ザックリと説明をしていきましょうね。

 

先カンブリア時代

地球が誕生したのは、今から約46億年前と言われています。

 

地質学では、地球誕生から現在までを「地質時代」と呼ばれる時代に分けて研究が進められています。

 

最初の地球誕生からの約40億年間を「先カンブリア時代」と呼んでいます。

 

先カンブリア時代は、先カンブリア代とか陰生代(いんせいだい)と呼ばれることもあります。

 

この時代は、長い長い地球の歴史のうち約9割を占めています。

 

残りの1割が激動の地球史となるわけですが、その中でもわれわれ人類の歴史というのは、本当に一瞬ですよね。^^;

 

先カンブリア時代は、長い長いときをかけて、やっと微生物のような生物が生まれ始めた時代でもあります。

 

古生代

そして、約5億4千年前から現在までを「顕生代(けんせいだい)」と呼んでいます。

 

ですので、地球の歴史をざっくりあげると、約9割が先カンブリア時代、約1割が顕生代ということになります。

 

顕生代は、「古生代」、「中生代」、「新生代」の3つの時代に分かれます。

 

古生代は、約5億4千年前~約2億5千年前までの期間を表し、このころは、無脊椎動物など、形が肉眼で確認できる大きさの生物が繁栄し、化石などもたくさん発見されるようになった時代なのです。

 

中生代

そして、約2億5千年前~約6600万年前までの中生代。

 

この時代は、恐竜が発生し、繁栄し、絶滅する時代であり、まさに、恐竜の時代と言えますね。^^

 

新生代

そして、約6600万年前~現在までを新生代と呼んでいます。

 

新生代もさらに、「古第三紀」、「新第三紀」、「第四紀」の3つの時代に分かれます。

 

そして、第四紀も「更新世(こうしんせい)」、「完新世(かんしんせい)」に分かれます。

 

以前は、更新世を洪積世(こうせきせい)、完新世を沖積世(ちゅうせきせい)とも呼んでいましたね。

 

地学を勉強された方はこちらのほうが馴染みがあるかもしれません。^^;

 

更新世は約258万年前~約1万年前を表し、この時代は氷河期でもありました。更新世も、「前期」、「中期」、「後期」に分かれ、前期は「ジェラシアン」、「カラブリアン」という名称に分かれています。

 

そして、約1万年前~現在までを完新世と呼んでいるのです。

 

千葉時代とはいつの時代?

ということで、簡単に地球誕生から現在までの地質時代をおさらいしてみました。

 

で、肝心の千葉時代はどの時代になるのでしょうかね?^^

 

それは、更新世の「中期」が「千葉時代」と命名される予定の時代になるのです。

 

時期は、約77万年前~約12万6000年前までの期間の時代を「千葉時代」と呼ぶことになるのです。

 

イメージは下図をご覧下さい。

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赤く囲った「チバニアン」というところが「千葉時代」です。

 

チバニアンとは、ラテン語で千葉時代を表すのだそうです。

 

 

千葉時代の地層や場所は?

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それでは、実際に千葉時代とされた、更新世・中期の年代の地層はどこなのでしょうか?

 

その場所は、千葉県市原市

 

国立極地研究所や茨城大などのチームが、千葉県市原市の地層は、更新世・中期の国際標準となる基準地であるとして、国際学会に申請したのです。

 

 

千葉時代が命名される可能性が高い理由とは?

2017年6月に、日本とイタリアが更新世・中期の地層を国際地質科学連合に申請していました。

 

その後、各国の専門家で構成される作業部会で審査が行われ、2017年11月10日までの投票の結果、日本が全体の6割以上の支持を得たのです。^^

 

当初は、イタリア有利と思われていましたが、約77万年前の境界の特徴を示す、地球の磁気の逆転現象を示すデータが千葉県市原市の地層からしっかりと確認できたことから、全体の6割以上の支持を得たことに結びついたと言われているのです。

 

それに対して、イタリアはいまひとつ確認ができなかったということなんですね。^^;

 

命名が確定するのは、2018年になるそうですが、審査は、あと3つほどあるそうです。

 

ですが、作業部会が決定した結論が覆ることはまずないとのことなので、事実上の決定とみなされたのです。

 

これにより、「千葉時代」が命名される可能性が大きいのです。^^

 

楽しみですね。

 

ちなみに、地質時代の命名は、その時代の境界を示す地層が世界の基準地として選定され、その地名に由来する名前が命名されるのだそうです。

 

そのため、正式に承認されれば、千葉県の地名を取り、「千葉時代(チバニアン)」と命名されることになるのです。

 

なんともロマンじゃあないですか。^^

 

千葉時代の人類は何人?

千葉時代となる予定の時代は、更新世・中期です。

 

この時代は、約77万年前~約12万6000年前となります。

 

人類の歴史は、ちょうど約80万年前の原人と呼ばれていた「ジャワ原人」や「北京原人」がいたころです。

 

そして、旧人と呼ばれていた「ネアンデルタール人」が約40万年前~約2万年前までにいたとされています。

 

ということは、ネアンデルタール人がいた時代になりますね。

 

今後の研究で明らかになっていくかと思いますが、ネアンデルタール人はわれわれの祖先である「ホモ・サピエンス」との混血であり、今までは、別系統の人類であったと言われていましたが、本当にネアンデルタール人が我々の祖先なのかもしれないと思うと、なんだかロマンを感じますね。^^

 

いずれにしても、ネアンデルタール人の研究も千葉時代が承認されれば、進むと思いますね。^^

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、地球史上初となる、日本の地名の時代が誕生するかもしれないというお話でした。

 

2018年に、正式に承認されることとなる、更新世の中期時代。

 

イタリアと競争していますが、作業部会で6割以上の支持を得ていることを考えると、ほぼ確実に千葉時代が承認されるのではないかと期待が膨らみますね。

 

ぜひとも、日本が地球の歴史に大きな足跡を残してほしいものです。

 

期待せずにはいられませんね。^^

 

それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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