だて正夢は伊達政宗の悲願?名前の由来や特徴と販売店は?
2017/11/30
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米どころ宮城に、2017年、新ブランド米として登場した「だて正夢(まさゆめ)」。
皆さんはもうご存知でしょうか?
正式には、2018年からデビューとなる「だて正夢」ですが、2017年はプレデビューとして、宮城県限定で11月7日から販売されています。
伊達政宗は、秀吉や家康をも凌駕するほどの実力を持ちながらも、時代の勢いの元、天下統一を諦めざるを得なかった人物でもあります。
その政宗の夢を叶えるかのごとく、登場したのが「だて正夢」なのです。
まさに、天下統一を目指す政宗の悲願を、この「だて正夢」が叶えようとしています。^^
今回は、米どころ宮城が新たに天下を目指すべく打ち出した最高のブランド米「だて正夢」について、その名前の由来と、特徴などをご紹介していきますよ。
ぜひ、あなたのその食卓に「だてなお米」を試してみてはいかがでしょうか?
みやぎ米の四姉妹物語のCMはこちらをどうぞ
⇒だて正夢の四姉妹のCM(PR動画)でみやぎ米の種類や特徴を知ろう!
目次
だて正夢(まさゆめ)とは?
(だて正夢のパッケージ 出典:宮城米マーケティング推進機構)
「だて正夢(まさゆめ)」とは、何でしょうか?
「だて正夢」とは、宮城がお米の戦国時代において、天下を目指すべく打ち出した新たな戦略です。^^
「みやぎ米の夢をかなえた、これぞ天下をとる旨さ」をキャッチフレーズに、宮城県から発信する高級ブランド米なのです。
高級ブランド米はなぜブームなのか?
近年の高級ブランド米志向により、各地で高級ブランド米が投入されています。
山形の「つや姫」、北海道の「ゆめぴりか」、佐賀の「さがびより」、長崎の「にこまる」などが人気を集めています。
そして、2017年も、福井の「いちほまれ」、石川の「ひゃくまん穀」、富山の「富富富(ふふふ)」、岩手の「銀河のしずく」、新潟の「新之助」など、続々とライバルが登場しているのです。
この状況はいったいなぜ起こっているのでしょうか?
なぜここ数年高級ブランド米に人気が集まっているのでしょうか?
まさに、お米の戦国時代ですよね。^^;
理由は、2つあるようです。
気候の変化への対応
一つ目は、お米の品質低下を回避するためです。
お米は、夏が猛暑だと品質が落ちると言われています。
ここ数年、毎年のように夏場は猛暑が続き、その影響で米の品質が低下しているという問題があるようです。
それを克服するため、従来の暑さに強いと言われていた「コシヒカリ」よりもさらに暑さに強いお米が望まれるようになったのだそうですよ。
日本人のお米離れ
2つ目の理由として、日本人の食生活が多様化したことで、お米を食べる人が減ってきたことが挙げられます。
一人あたりのお米の消費量は、昭和40年ころと比べると、なんと、約半分に激減しているのだそうです。
お米は日本の文化であり、我々の食生活を支える重要なものであるにも関わらず、パンやスープ、ラーメン、そば、うどん、パスタなどを主食にする機会が増えてきたことで、お米の消費量が激減しているのです。^^;
半分も落ち込んでいるとは驚きでした。
そのため、従来どおりのお米を生産していただけでは、さらに消費量が減少してしまいます。
そこで、各地でお米に高級感をもたせブランド化し、舌に肥えた日本人にアピールする必要が出てきたのです。日本人はブランドに弱いですからね。^^;
まさしく、お米のブランド戦略なのです。
これが、各地でお米の高級化が進んでいる理由であり、激化しているため、戦国時代に突入しているのです。
競争に打ち勝つのはそう簡単ではありませんよね。^^;
だて正夢はなぜ生産された?
江戸時代には、江戸のお米の約3分の2が仙台藩のお米だったそうです。
それほど、宮城は米どころとして誇りをもっていました。
しかし、昨今では、同じ東北はもちろんのこと、遠く九州に至るまで各地でお米が生産されるようになり、今では日本中どこでも、お米が生産されています。
そのため、かつて、伊達政宗が築いてきた江戸時代の米どころの権威を取り戻そうと宮城の人たちは立ち上がったのです。
かつては、東の横綱「ササニシキ」、西の横綱「コシヒカリ」と言われていた時代があり、宮城県は「ササニシキ」の生産地として広く全国に知られていました。
しかし、最近では、お隣山形の高級ブランド米「つや姫」に大きく離され、宮城も高級ブランド米で巻き返しをすることが急務でもあったのです。
宮城県では、「つや姫」に追いつけ追い越せという思いが強かったのだと思います。
宮城県は、ササニシキに続く銘柄として、これまでに「ひとめぼれ」を生産してきました。
ただ、ひとめぼれは高級ブランド米ではなく、宮城県には高級ブランド米と呼べるものがなかったのです。
これではいかんということにもなったのでしょうね。^^;
そこで、伊達政宗がかつて築いてきた米どころの誇り、政宗が果たせなかった天下統一という夢を宮城県の夢として、そして、東北の復興という意味も込めて、「だて正夢」の開発が悲願となったのです。
だて正夢の名前の由来は?
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というわけで、だて正夢が開発されることになったのです。
だて正夢は、「東北210号」という品種で、宮城県古川農業試験場で開発されてきました。
米どころ宮城の夢を乗せて、走り出したのです。^^
で、この名前ですが、どのような意味があったのでしょうか?
まあ、なんとなーくでもイメージ出来るかもしれませんね。^^;
そうです!
その通りです。(笑)
ネーミングからイメージされることがそのまま、名前の由来になっているのです。
伊達政宗のカリスマ性と宮城の夢を正夢にという意味を込めて、「だて正夢」と名付けられたのです。
名付け親は、コピーライターの「谷山 雅計」氏。
谷山氏は、これまでに、資生堂の「TSUBAKI」や東洋水産の「マルちゃん正麺」、キリンビバレッジの「生茶」や「体質水」などのコピーを世に送り出してきたカリスマコピーライターです。
だて正夢というインパクト十分なネーミングで、まさに天下統一に向けた戦国時代のごとく颯爽と歴史の表舞台に躍り出てきたのです。
だて正夢のロゴの意味は?
(だて正夢のロゴ 出典:宮城米マーケティング推進機構)
そして、だて正夢のロゴ。
こちらは、どのような意味があるのでしょうか?
ロゴマークを考案されたのは、アートディレクターの「水口 克夫」氏。
水口氏は、これまでに、NHK大河ドラマの「真田丸」、サントリーの「ボス」、NECの「バザールでござーる」、
明光義塾などのロゴやデザインを手がけられた方です。
真田丸の六文銭のロゴは、水口氏だったんですね。^^;
ここでも、伊達家と真田家が繋がってるんですね。なんだか、感動を覚えます。(笑)
フィギュアスケートは、仙台城三の丸の「五色沼」が日本では発祥の地と伝えられていますが、当時のスケート靴は、靴とスケートを真田紐で結んですべっていたといいます。
フィギュアスケートの発祥についてはこちらをご覧くださいね。
⇒日本フィギュアスケート発祥の地はなぜ五色沼(仙台城三の丸)か?
丈夫な真田紐でも伊達と真田の結びつきを感じましたが、だて正夢でも、ロゴでつながっていたんですね。^^
意味は、五穀豊穣を表す米俵がモチーフになっています。
その米俵は4つの色に分けられて、それぞれ「大地」、「恵みの雨」、「収穫」、「祝祭」になっているそうです。
そして、サークル状になっているのは、五穀豊穣が未来永劫続くことを祈念されたとのこと。
さらに、中心に向かって色を濃くすることで、伊達政宗の如くお米界のカリスマ性を持たせているのだそうですよ。^^
このロゴは、東北の復興のシンボルになればとの思いが根底にあるそうです。
なんとも粋な計らいですね。^^
だて正夢の特徴や販売店は?
だて正夢の特徴は?
だて正夢の特徴は、なんといっても「食感」。
他の高級ブランド米と比べても、モチモチ感はずば抜けているのです。
お米の味が濃く、旨味や甘味がしっかりとしているのが特徴です。
そして、宮城県は海産物がおいしいことでも有名なため、筋子やイクラ、ウニなどとよく合うようですよ。^^
また、冷めてもおいしいため、味噌おにぎりもおすすめです。
ぜひ、仙台味噌の味噌おにぎりも味わってみてくださいね。^^
だて正夢をおいしくいただくコツは、水の量を炊飯器の目盛から1,2mm減らすことがポイントなんだそうです。
もっちり感をより一層楽しむための秘訣ですよ。^^
だて正夢はどこで販売しているの?価格は?
2017年は、プレデビューであるため、宮城県限定での販売となるそうです。
2018年の本格デビューからは、全国でも販売されると思いますので、少しお待ちくださいね。
もし、宮城県で購入したいという方は、以下をご参考にしていただけたら幸いです。^^
また、通販サイトもありますので、ぜひお試しを。
価格は、2kgで税込1,200円になっていますよ。(プレデビューでは、2kgのみ)
販売店や最新情報について、こちらをご参考に。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、宮城から天下を狙う「だて正夢」という高級ブランド米についてご紹介しました。
伊達政宗の野望、天下統一への悲願を「だて正夢」が叶えてくれることを期待して、そのもっちり感を堪能してみてはいかがでしょうか?
きっと、何かが違うかもしれませんよ。^^
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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