川越まつり山車や人形が超豪華!弁慶や歴史上のあの人も?
2018/02/05
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歴史好きの人なら、知っておいて損はないのが「川越まつり」です。
山車と、その山車の頂上に君臨する「人形」たちが豪華すぎるのです。
人形は、山車を馬に例えるなら、まさに大将。
山車を保有する各町内会を城とすると、山車に参加する人たちは騎馬軍団。
「曳っかわせ」という騎馬軍団の戦が川越まつりを最高に盛り上げます。
史実ではありえない、弁慶や日本武尊の戦いなど、山車だけではなく、人形の対決も楽しめますよ。
では、この騎馬軍団(山車)はどれくらいあって、大将(人形)たちは、いったい誰なのでしょうか?
川越まつりの山車の数はいくつあるのか?
まずは、川越まつりって何?というひとのために、川越まつりの歴史について簡単にわかりやすくご紹介しますね。
川越まつりとは?その歴史は?
川越まつりは、正式には、「川越氷川祭の山車行事」と言われているそうです。
10月14日に氷川神社が執り行う「例大祭」、直後に行われる「神幸祭」、そして、「山車行事(祭礼)」の3つを総称するものなんですね。
川越まつりといえば、山車のイメージが強かったので、ひとつだけじゃないんですね、意外でした。^^;
この川越まつりは、天下の知恵伊豆とよばれた「松平伊豆守信綱」が川越藩主だった時代に、祭りを奨励したことがはじまりだったんです。それが、川越まつりのことの起こりなんですね。
川越を発展させるため、なにか盛り上がる祭りをしていこうじゃないか?と呼びかけたんでしょうか?^^
まあ、信綱さんは、島原の乱を鎮圧した恩賞として川越藩に加増で移封されたわけですが、幕府の仕事で忙しかったとは思いますが、川越の発展にも力を入れた方ですから、そんなのりだったのかと・・・^^;。
信綱さんの功績は数々あれど、川越を例に見てみると、川越を「小江戸」と呼ばれるほどまでにしたところにあると思います。
川越と江戸を結ぶ新河岸川や川越街道の改修整備をやったり、玉川上水や野火止用水の開削をしたり、農政の振興などをしたりしたおかげで、商業が栄え、経済的にも豊かな城下町に発展していきました。規模にすれば2倍にもなったそうですよ。
祭りについても、天下祭りのような江戸の風習をそのまま引き継ぎ、川越に根付かせたのでしょう。それが今の「川越まつり」なのです。
だからこそ、国指定重要無形民俗文化財にもなったのでしょうね。さらに、2016年12月1日にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
では、そんな川越まつりを代表する「山車」はどんなものでしょうか?
川越まつりの山車とは?
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川越まつりの山車は、「江戸系川越型山車」と呼ばれます。
江戸と川越の職人によって作られたもので、その構造は、二層の鉾と人形からなる江戸型が発展したものなんですね。
山車は、画像のようなイメージです。人形が出てくるところはエレベータ式になっていて、まるで、歌手がステージ下から自動で上がってくるような構造ですね。やはり、人形もスターなのかも^^;
(画像引用元:川越まつり公式サイト)
このような山車が川越まつりを盛り上げてくれます。では、この山車はいったいいくつあるのか?そして、人形は誰なのでしょうか?
山車の数や人形は誰なの?
川越まつりの山車の数は、なんと「29」個あるんですね。
山車を保有する川越市の町内会が29あるということなんです。
そして、町内会以外に住む人は、たとえ隣町の人であっても参加すらできないのだとか。やはり、町内会は城なんですね^^
それでは、いよいよ人形が誰なのかを暴いていきましょう^^
29の町内会はこんな感じです。
- 幸町(旧南町) :翁(おきな)
- 喜多町 :藤原秀郷(俵藤太)
- 元町二丁目 :山王
- 大手町 :鈿女(うずめ)
- 幸町(旧鍛冶町) :小狐丸
- 仲町 :羅陵王(らりょうおう)
- 松江町二丁目 :浦嶋(うらしま)
- 志多町 :弁慶
- 六軒町 :三番叟(さんばんそう)
- 今成町 :鈿女(うずめ)
- 松江町一丁目 :龍神(りゅうじん)
- 元町一丁目 :牛若丸
- 宮下町 :日本武尊(やまとたける)
- 末広町 :高砂(たかさご)
- 連雀町 :道灌(どうかん)
- 中原町 :川越太郎重頼
- 三久保町 :頼光(らいこう)
- 西小仙波町 :素戔嗚尊(すさのおみこと)
- 脇田町 :家康
- 通町 :鍾馗(しょうき)
- 新富町二丁目 :鏡獅子(かがみしし)
- 新富町一丁目 :家光
- 野田五町 :八幡太郎
- 仙波町 :仙波二郎
- 岸町二丁目 :木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)
- 菅原町 :菅原道真
- 南通町 :納曽利(なそり)
- 旭町三丁目 :信綱
- 川越市 :猩々(しょうじょう)
川越まつりの雰囲気をつかめる動画をご紹介しますね。
まとめ
江戸情緒たっぷりの川越まつり。
人形も江戸時代から職人さんたちが人形を製作されてきたんですね。とても歴史を感じます。
もちろん、見所は人形だけではなく、曳っかわせの醍醐味は、山車同士が囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競い合い、参加している人たちは提灯を高々と振り上げ、みんなが歓声をあげながら盛り上がるところにあります。
夜が特におすすめですよ。
大将(人形)を旗印に競い合う、騎馬軍団(山車や参加者)の戦いをぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、当日は大変混雑するので、ご注意を。^^;
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