松平信綱(知恵伊豆)のエピソードってどんなのがある?
2018/02/05
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松平伊豆守信綱。
知恵伊豆の異名をもち、家光の小姓から、老中首座になった人物です。
数々の功績を残し、そのエピソードもたくさんありますよね。
今回は、松平信綱の功績にまつわるエピソードを5つほどまとめてみましたよ。^^
松平信綱のエピソード
信綱のエピソードは、なるほど!とひざを打ちたくなるものが多いですね。
エピソード1
例えば、こんな話。
武田流兵法を教える小幡景憲という人と、学問の話をしていたときの話。
「信綱は、信玄公は確かに名称ではあるが、結局は天下をとっていない。しかし、権現様(徳川家康)は、天下取ったお方。ゆえに、兵法を習うなら、権現様の武略を聞いて学んだほうがよいと考える。」
そりゃあ、ごもっとも!その後、なにも言い返せなくなりますよね^^
エピソード2
また、小姓時代の話では、他の小姓たちはけっこうさぼっていたそうなんですが、信綱は、いつも詰所にいて、家光が用事があるときには、すぐかけつけ、遅れたことがなかったようですよ。
真面目さが際立ちますね。というより、家光への忠誠心がハンパなかったんだと思います。もしくは、知恵伊豆のことだから、家光に気に入られるための策だったのかもしれませんが、それにしても、なかなか出来ることではなないですね。
エピソード3
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さらに、忠誠心を示すこんな話。
2代将軍秀忠公が現役のとき、信綱は、大御所秀忠公のお屋敷に忍び込みました。理由は、家光から秀忠の屋敷に出来たスズメの巣を取ってこいという命令を敢行しようとしたからです。
ですが、信綱は、不覚にも忍び込んだことがバレてしまい、秀忠に捕まってしまったのです。
そこで、秀忠が、信綱に詰問します。誰に命じられて来たのか?と。しかし、信綱は、いっこうに自分の意志できたと言い張ります。
秀忠は家光の命令でスズメの巣を取りに来たのはわかっていましたが、信綱を試していたのです。結局、信綱は一晩たって同じことを聞かれても、最後まで、自分の意志できたとしか言いませんでした。これを見て、秀忠は将来、家光の最大の忠臣になるだろうととても喜んだそうです。
エピソード4
時の老中たちは、信綱と知恵比べなどするべきではないと言っています。
人ではないそうですよ、知恵伊豆は^^
また、頭の回転が速かったのでしょうね。
阿部忠秋は、自分は決断が遅い方ではないと思うけれど、こちらが考えているうちに、信綱は、ぱっと決めてしまう。しかも、的を射ていて、的確だと言っていますね。
エピソード5
これは意外かもしれませんが、松平伊豆守信綱は、人望がなかったのだとか^^;
数々の功績を挙げて来たから、てっきり人望の厚い人なんだろうなと思っていましたが、意外や意外、人望はなかったようです。
「才あれど徳なし」と評されていたようで、クソ真面目に政務を行い、酒も飲まず、かたぶつのイメージが強かったのでしょうか?趣味は、政治などの問答だったようで、酒もタバコも女も?やらない、超真面目人間だったんでしょうね。
情よりは真実を重視していたのかもしれません。
時として人は、ダメだと思っていても、許してしまう情というものがありますからね。
そのあたりが厳しかったのでしょうね。
逆に言えば、自分に厳しくストイックな人だったのでしょう。だからこそ、江戸幕府を磐石な体制にすることができたのでしょう。
それこそが、松平信綱最大の功績なのではないでしょうか?
まとめ
松平信綱が人望がなかったのが意外でしたね。
確かに、超真面目な人って、融通が利かなかったりする人が多いです。例えば、石田三成なんかもそうですよね。とても優秀な官僚で、秀吉政権の中核を担っていました。
しかし、人望がなかったために、関ヶ原では裏切りにあり、最終的には、彼から離れていきました。
でも、本来は義に厚いというか、忠誠心の塊なんですよね。そういう役割を担う人がいるからこそ、政権は磐石になるのでしょう。
もっと信綱を知りたい人はこちらを参照下さい。
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